朝でも簡単!顔のむくみ改善方法4選
マッサージ
顔のむくみをとるためには、首・顔のマッサージが有効です。はじめに、顔にたまった余分な水分をしっかりと流せるように、首回りをマッサージします。首や脇の下にはリンパ節があり、リンパ管を流れてきた老廃物や病原体などを処理する場所です。そのため、マッサージでリンパを流しリンパ節まで届けるとより効果を得られます。まずは、首をゆっくりと左右に3回ずつまわします。
次に、鎖骨を人差し指・中指ではさむようにして、内側から外側へ気持ち良いと感じる強さでマッサージしていきます。左右ともに20回ずつくらい行います。顔のマッサージは、まずマッサージクリームかオイルを塗っておきます。ない場合には、普段使っている乳液などで皮膚の摩擦を減らしてお肌へのダメージを減らして行います。親指以外をあごの下に置き、耳の下までゆっくりとさすりあげます。
顔のマッサージが終わったら、あごにも同じように指を置いて、さすりあげていきます。各10回ずつ行いましょう。次に、鼻の下から頬骨の下を通って、こめかみに向かってさすります。目の下・上からこめかみへも同じようにさすっていきます。ここまで行うと、目の開き具合がだいぶすっきりするのを実感できるはずです。
ホットタオルと冷水
まず、ホットタオルの作り方は水でタオルを濡らし、くるくるを巻いてラップで包みます。500から600ワットで30から60秒ほど温めます。ラップでつつまなくても温まるのですが、水分が蒸発してしまうのを防ぐためにラップで包むことをおすすめします。
タオルが乾燥してしまうと、お肌の水分を吸収してしまうので、しっかりとタオルが濡れた状態で行いましょう。電子レンジで温めると思った以上に熱くなっている可能性があるのでやけどには注意してください。顔の皮膚は手に比べると薄くデリケートなので、温かいなと感じる程度になるのを待ちます。タオルの温度が適度になったら顔へ乗せて、手で覆います。
手のひらでやさしく押し当てて、顔をまんべんなく温めます。余裕があれば、ホットタオルをもう一つ用意して首回りを温めるのもおすすめです。そのあと、冷水で顔全体を冷やします。頬がひんやりと冷たくなるまで行いましょう。
温冷療法といい、血管を拡張・収縮させることでポンピングを行い血行促進・むくみの解消につながります。朝のむくみ解消にも、夜のスキンケア前にもおすすめです。
軽い運動
むくみが起きる原因としてはアルコール摂取による脱水も考えられますので、あくまで軽い運動を行うのがおすすめです。激しい運動を行うことで、さらに脱水を助長してしまう可能性があります。軽い運動の中でもストレッチがおすすめです。座ってできるストレッチでも十分なので行ってみましょう。
まず両手を組み、上に伸ばしていきます。手を下ろし、肩甲骨周囲を動かしていきます。肩を前後に10回ずつ回し、そのあと耳の方へ肩を引き上げ・下ろす動作を繰り返します。このように肩甲骨の周りを動かすことで血行を促進し、むくみ解消を促します。また、首のストレッチも効果的です。首を左右にゆっくりと傾け10秒キープします。その後、ゆっくりと左右に5回ずつ回します。
表情筋を動かす
顔には多くの筋肉が存在しています。表情筋を動かすことで、筋肉の血流を促進し、むくみを解消していきます。まずは、目をぎゅっと閉じて・開くを繰り返します。
次に、口をあー・いー・うー・えー・おーのそれぞれの形にします。ひとつひとつの動きを大きく行うのがポイントです。何度か繰り返すうちに顔がポカポカとあたたまってきますよ。ほうれい線を薄くしたり、顔色をよくするなどの効果もあるので、むくみがあるときに限らず、朝の習慣にするのも良いでしょう。